あなしん原作漫画を土屋太鳳主演で実写映画化した「春待つ僕ら」の結末ネタバレやあらすじを紹介します。
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※この記事に掲載している「春待つ僕ら」の配信情報は2019年7月時点のものです。
最新の配信状況は各動画配信サービスにてご確認ください。
映画「春待つ僕ら」の作品紹介
(C)2019映画「春待つ僕ら」製作委員会
【原作】
あなしん
【キャスト】
土屋太鳳/北村匠海/小関裕太/磯村勇斗/杉野遥亮/稲葉友/泉里香/佐生雪/緒川たまき
【監督】
平川雄一朗
【脚本】
おかざきさとこ
【劇場公開日】
2018年12月14日
【DVDレンタル・動画配信日】
2019年04月10日
【主題歌】
TAOTAK：Anniversary
※映画限定で組まれた土屋太鳳と北村匠海のユニット
【作品概要】
ずっと周囲に溶け込めず寂しい思いをしてきた美月は、高校入学をきっかけに「脱ぼっち」を目指すが、なかなか上手くいかない。ある日、バスケ部のイケメン四天王こと永久、恭介、竜二、瑠衣とバイト先で知り合った美月は、彼らに気に入られ一緒に過ごすように。そんな彼女の前に、アメリカ帰りで有名高校バスケ選手の幼なじみ、亜哉が現われ……。
引用：映画.com
映画「春待つ僕ら」の3つの見どころ
(C)2019映画「春待つ僕ら」製作委員会
- 人気原作漫画を実写映画化！
- 土屋太鳳をはじめ若手人気キャストが集結！
- 主題歌「Anniversary」は土屋太鳳×北村匠海の限定ユニット！
本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した若く才能溢れる土屋太鳳さんの主演映画です。
土屋太鳳さんと言えばNHKの朝ドラ「まれ」のヒロインとしても有名ですが、人気コミックの実写映画化で数々のヒロインを演じており、本作もその期待作と言えます。
共演する同級生たちは、日本の若手実力派俳優が多くキャスティングされています。
「君の膵臓をたべたい」で主演し注目を浴びた北村匠海さん、朝ドラ「ひよっこ」にも抜擢された仮面ライダー出身俳優・磯村勇斗さん、モデルから俳優へ活躍の場を広げて人気を集めている杉野遥亮さん、それぞれが本作の青春模様を彩っています。
本作のエンディングロールで流れる主題歌「Anniversary」は、土屋太鳳さんと北村匠海さんが初めてユニットを組みTAOTAKとして制作した楽曲です。
演技のみならず、二人の歌声にも注目です。
映画「春待つ僕ら」のあらすじと結末ネタバレ
映画「春待つ僕ら」のストーリーを「起承転結」で紹介します。
※結末部分含め、ネタバレを含むので注意してください。
「春待つ僕ら」あらすじ：ネタバレ起
高校生の春野美月（土屋太鳳）はクラスになじめずにいました。
そんな彼女が通う清凌高校には、カリスマ的存在のバスケ部のイケメン男子たちがいました。
浅倉永久（北村匠海）、若宮恭介（磯村勇斗）、多田竜二（杉野遥亮）、宮本瑠衣（稲葉友）、彼らはイケメン四天王と呼ばれていました。
美月はそんなキラキラしていて女子たちの注目の的になっている彼らを良く思っていませんでしたが、ある日彼らが美月のバイト先のカフェに訪れたことで知り合います。
ひょんなことから彼らとの距離が縮まった時、同級生の山田レイナ（佐生雪）と仲良くなることができました。
しかし、レイナはイケメン四天王を崇拝しており「彼らに近づく女は許さない。
」と言うのでした。
美月はせっかくできた友達のレイナに、自分と4人が知り合いであることを伝えたら関係が崩れることを恐れて、言い出せずにいました。
そのことを美月は良き理解者で共にカフェで働いている柏木ナナセ（泉里香）や４人に相談し、大事な友達だからこそ伝えるべきだと勇気をもらい、レイナに４人と知り合いであることを伝えます。
こうして美月とレイナは友達関係をより深め、一緒にバスケの試合を見に行くようになります。
ある日バスケの試合を見に行った時、かつて美月が慕っていた神山亜哉（小関裕太）に再会します。
美月は髪が長いことで亜哉を女子であるとずっと思っていた為、再会した瞬間困惑します。
「春待つ僕ら」ネタバレあらすじ：承
亜哉は美月に、幼少期自分が男であることを打ち明けなかったことを話し、今でも美月のことを想っていると伝えます。
そして永久もまた美月にひそかに思いを寄せていることで、亜哉と永久は美月を巡ってバスケで勝負することになります。
そして恭介と瑠衣は、言わずとも永久が美月を好きであることを察して、４人組の友達としてLINEのグループに招待し、永久と美月が連絡取り合えるようにしました。
インターハイの予選が始まり、４人も活躍する中で竜二はむきになった結果怪我をしてしまいます。
そして試合に負けたことで、４人は険悪な雰囲気になってしまいます。
そんな４人に何もしてあげられない美月は、自分の無力さを感じていました。
そんな中、美月は自分の書いた作文が高く評価され、コンクールに出てみないかと学校から推薦をもらいます。
しかし過去に極度に緊張してしまい大勢の前に立つのが恐怖になった美月は、それがトラウマでコンクールを受けるか迷います。
そんな中亜哉から電話があり、美月は翌日の花火大会に一緒に行くことにしました。
花火が打ちあがる中で亜哉は美月に、今も昔も好きだと告白します。
一方、その頃ストリートバスケットコートでその花火を見ていた永久は、恭介と瑠衣に「美月に思いを伝えればいい」と助言されるも、亜哉と美月の関係を邪魔することに葛藤をします。
美月はその帰りに転倒し、亜哉の実家の病院へ行きます。
「春待つ僕ら」ネタバレあらすじ：転
亜哉の実家の病院で、美月は亜哉の母親から自分のことをどれだけ大切に思ってくれているかを知ります。
美月は自分にとって永久も亜哉も同じくらい大切な存在であり、自分の気持ちに整理がつけられずにいました。
そんな中、瑠衣はもやもやしている美月に「神山は少し上の存在かもしれないけど、俺らはいつでも美月の味方」と言います。
美月は自分がみんなと同じ目線で考えたりできるように自分を変えようと決心して、作文コンクールに出ることにします。
永久もまた美月への思いに素直になろうとしており、亜哉とのバスケ対決に臨みます。
しかし亜哉は強豪校の実力者である為、全く歯が立たず永久は惨敗します。
その後美月から作文コンクールに出ることを決めたと聞いた永久は、自分も亜哉に勝てるように強くなると美月を抱きしめ耳元で誓います。
そして時が過ぎ、美月は作文コンクールで入賞し全国作文コンクールで発表することになり、永久たちは見事全国大会に勝ち進むことができました。
永久たちの対戦相手は亜哉の所属する鳳城高校でしたが、コンクール当日と重なってしまい、それぞれが違う場所で戦うこととなります。
「春待つ僕ら」あらすじの結末ネタバレ
(C)2019映画「春待つ僕ら」製作委員会
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美月はコンクールで大勢の視線が集まる中、自分の書いた作文を読み始めます。
しかし直前に作文の原稿を落としてしまい、言葉が詰まってしまいます。
美月に過去のトラウマが蘇りますが、そんな時永久と誓った日のことを思い出し、美月は自分の言葉で作文の続きを原稿なしで読み始めました。
力強く作文を読む美月は、それまでの弱い自分を払拭しているようでした。
永久たちは亜哉が率いる鳳城とほぼ互角の勝負をしていました。
しかし、亜哉の圧倒的なテクニックに翻弄され、なんとかしがみついているような状態でした。
苦しい展開の中、コンクールが終わって駆けつけた美月が会場に走りこんできます。
美月は大きな声で「頑張れ！みんな頑張れ！」と応援します。
その応援に応えるように残り少ない時間の中、恭介・瑠衣・竜二はパスをつなぎマークがはずれた永久に最後のシュートを託します。
見事ゴールを決め、亜哉率いる鳳城高校に勝利しました。
そして冬が訪れ、新しい年を迎える頃、美月は亜哉に自分の今の気持ちを伝えました。
亜哉はそれを聞き入れ、「でもいつか美月に振り向いてもらえるように。
俺の気持ちは変わらない。
」と言います。
大晦日に美月は永久・恭介・竜二・瑠衣・ナナセ・レイナとイルミネーションを楽しんで、共に年越しカウントダウンをしようと集まっていました。
そこで二人きりになった美月と永久は、新しい年を迎えた瞬間にキスをしました。
映画「春待つ僕ら」の感想
土屋太鳳さんの演技はいつも等身大で、キャラクターの見えない心情も溢れ出るように表現しているので、本作もその魅力が発揮されていました。
友情と恋愛の狭間で揺れ動く美月は、自分の弱さを克服しようと必死で、その不器用さを理解しながら見守る仲間たちとの姿はまさに青春を感じます。
また本作は永久と美月の遠回りしながらの恋愛模様が描かれていますが、恭介・瑠衣・竜二の３人も美月に対して恋愛とはまた違う、友情を超えた愛情があるように感じます。
亜哉もまた美月に思いを寄せていますが、劇中まだ幼い亜哉が「好きよりずっと大切な人」と美月を表現しており、友情や恋心などの言葉では表せない思いがそこにあるんだと思いました。
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